国産MMORPGとして一番の人気を誇るFF14ですが、民度の良さは全てのオンラインゲームの中で一番といってもいいほど素晴らしいです。
また新しいコンテンツも随時追加する為発売から10年たっても多くのユーザーがプレイを続けています。
そんなFF14ですが4K解像度でプレイすると広大な景色の鮮明さや戦闘での迫力が増してもっと楽しくなること間違いなしです。


グラーボくん
UIも広くなりスペースを多く確保できる点も素晴らしいですね
そんな4Kモニターですが、種類も多くどの4KモニターがFF14に最適か分からないかと思います。
そこで今回は実際に4Kモニターだけでなく、WQHD、フルHD、ウルトラワイドモニターを所持している私が、FF14にお勧めの4Kモニターを紹介するので是非参考にして下さい。
合わせてFF14を4Kでプレイするにはどの程度のスペックのPCが必要かも解説していきます。
- ウルトラワイドモニターUWQHD(3440×1440)
- ウルトラワイドモニターWFHD(2560×1080)
- フルHDモニター(1920×1080)×2
- WQHDモニター(1920×1080)
- 4Kモニター144Hz(3840×2160)

目次
FF14にお勧めの4Kモニターを選ぶうえでのポイント
FF14に最適な4Kモニターを選ぶうえでのポイントは以下の通りです。
- モニターのパネルの種類
- サイズの違い
- フレームレート
- 接続端子
- DisplayHDR
順番に解説していきます。
↓先にモニターを知りたい方はタップ↓
モニターのパネルの種類

モニターのパネルにはいくつか種類があります。
- TNパネル
- VAパネル
- IPSパネル
- OLED
各パネル特徴がありますが、4Kモニターを選ぶ場合は発色が綺麗なIPSパネルがお勧めです。
TNパネル
特徴: 応答速度が速く、リフレッシュレートの高いモデルが多い。
- コストが安い
- 応答速度が速いので、FPSや格闘ゲームなど動きが激しいゲームに最適
- 色再現性や視野角が狭い
- 映像美を重視する用途には不向き

グラーボくん
FPSゲームなどをする際はお勧め
VAパネル
特徴: 高いコントラスト比で、黒が深く鮮明。
- 映画やRPGゲームなど、映像美を重視する場面に適している
- 視野角がTNパネルより広い。
- 応答速度がやや遅い場合があり、残像が気になることも
- 高速な動きのあるゲームではやや不利

グラーボくん
映画などにお勧めのモニター
IPSパネル
特徴: 高い色再現性と広い視野角。
- グラフィック制作や映像編集、オープンワールドゲームに最適
- 色が正確で鮮やか
- VAパネルよりコントラストが劣る
- 価格がやや高め。

グラーボくん
発色が綺麗で広大な世界を楽しめるFF14にピッタリ
OLED
特徴: 有機EL 自発光技術で、ピクセル単位で光を制御可能。
- 圧倒的なコントラスト比と鮮やかな色彩
- 黒が完全に沈むため、映画や映像の鑑賞に最適
- 応答速度が非常に速く、最新のゲームに適している
- 高価格
- 長時間同じ画面を表示すると焼き付きのリスクがある

グラーボくん
価格は高いが映像美でゲームにもおすすめ
TNパネルとIPSパネルの比較
正面
IPSパネルの方が発色もよく綺麗な雰囲気が伝わってきますね。


少し横から


画面を少し横から見るとTNパネルは白みがかっているのが分かるかと思います。
対するIPSパネルはそこまで色味も変わっていない為、視野角の広さが分かります。
モニターのサイズの違い

モニターの画面の大きさはインチで表記されており、24インチ、27インチ、32インチ、40インチ、50インチなど様々な大きさのモニターがあります。
最適なサイズはご自身のゲーム環境によって変わってきます。
リビングでTVを見るような感覚でゲームをする場合には。27インチなどでは小さく50インチでも十分ですが、逆に机の上でプレイする場合は50インチは大きすぎです。
机の上でゲームをする場合は27インチか34インチがお勧めです。


グラーボくん
実際は私は机の奥行きが58㎝ですが、34インチでピッタリな感じはします。27インチでも十分ですが

正面から見た大きさイメージの比較(34インチ:27インチ)


モニターのリフレッシュレートの違い

リフレッシュレート(Refresh Rate)とは、モニターが1秒間に画面を更新する回数を指します。
単位は「Hz(ヘルツ)」で表され、数値が高いほど1秒間に多くの更新が行われるため、画面が滑らかに見えるようになります。
フレームレートに関してはメインサイトにて詳しく解説しているので細かく知りたい方は参考にして下さい!!
通常のTVや一般的なモニターはリフレッシュレートが60Hzな為、1秒間に60コマ(fps)の映像を映すことが出来ます。
性能の高いPCではゲームが対応していれば60fpsを超えた144fpsや240fpsを出すことが出来ますが、モニターが60 Hzの場合は最大60fpsまでの映像しか見ることが出来ません。
FF14は4KでもPCの性能が高ければ60fps以上でプレイ出来ますので高性能なPCをお持ちの方は60Hz以上のモニターを選ぶことを勧めます。

グラーボくん
後程解説しますが、FF14で4K60fpsは超えはRTX4070クラスは欲しいところです。
↓FF14黄金のレガシーグラボ別フレームレート↓
接続端子

接続端子は種類が多いければ様々な機器を設置できるためご自身の環境を考えて意識していてんです。
またHDMIやDPはバージョンによって最大フレームレートなどが変わってくるため必ず確認しましょう。
HDMI
- HDMI1.4:4Kは最大30Hzまで
- HDMI2.0:4Kは最大30Hzまで
- HDMI2.1:4Kは最大144Hzまで
PS5を4K120fpsでプレイを考えている方はHDMI2.1に対応しているモニターを選択しましょう。
DPディスプレイポート
- DP1.2:4Kは最大60Hzまで
- DP1.4:4Kは最大144Hzまで
HDRについて

HDR(High Dynamic Range) とは、映像や画像の明るさと色の幅を広げる技術です。
暗い部分から明るい部分までのコントラストをより正確に表現し、従来の映像技術(SDR: Standard Dynamic Range)よりもリアルで美しい映像体験を提供します。
HDR対応モニターと言っても輝度や色域は様々で、モニターによって映像のクオリティは異なります。
明確な基準が無い為HDR対応と記載されていても実際はそこまで輝度も色域も広くなく通常とあまり変わらないといったケースもあります。
そこで明確な基準を作ったのがDisplayHDRです
- 最小ピーク輝度
- 色域
- 調光技術
- 最大黒レベル輝度
- 最大バックライト調整待ち時間
これらの数値で決められます
輝度 | 黒輝度 | 色域 | |
---|---|---|---|
DisplayHDR400 | 400cd/m2 | 0.40cd/m< | sRGB95%> |
DisplayHDR 600 | 600cd/m2 | 0.1cd/m< | sRGB99%> DCI-P3 90%> |
DisplayHDR1000 | 1000cd/m2 | 0.05cd/m< | sRGB99%> DCI-P3 90%> |
DisplayHDR1400 | 1400cd/m2 | 0.02 cd/m< | sRGB99%> DCI-P3 95%> |
輝度とは簡単に言えば発光の強さです。
色域とはディスプレイが表示・再現できる色の範囲のことです。
sRGBやDCI-P3などの色域に対してどの程度まで色を出せるかを色域の性能として表現しています。

色域が広いほど、より多くの色を表現でき、鮮やかでリアルな映像や画像を楽しむことができます。
結論をいうとHDR10など書かれている場合はメーカーが勝手にHDRと言っているだけで基準はなく、DisplayHDRと言っている場合は基準を満たした性能のモニターという事になります。

グラーボくん
DisplayHDRじゃなきゃダメという事ではないですが、DisplayHDRがついているモニターは確かな性能という指標にはなります。
とはいってもDisplayHDR400はそこまで高い数値では無いため、性能重視するならDisplayHDR600クラスは欲しいところです。(価格は当然高い)
以上を元にFF14スターレイルにお勧めの4Kモニターを27インチと34インチに分けて紹介していきます。
FF14にお勧めの4Kモニターを紹介!
32インチ60Hz 4Kモニター
JAPANNEXT 31.5インチ モニター 4K JN-i315U

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5ms(GtoG) |
HDR | 無し sRGB 100% DCI-P3 90% |
接続端子 | HDMI1.4×2(30Hz) HDMI2.0×1(60Hz) DP1.2(60Hz) |
スピーカー | 無し |
PS5(4K120fps)対応 | 非対応 4K60Hzまで |
JAPANNEXT(ジャパンネクスト)の32インチ4K60Hzモニター
リフレッシュレート60Hzで最大60fpsまでしか出ない為高性能なPCを持っている方は注意が必要です。
その分価格も安く高画質かつ滑らかな原神プレイを楽しみたい方に最適です。

グラーボくん
3万円台は安すぎます。
32インチ144Hz 4Kモニター
MSI ゲーミングモニター MAG 322UPF 32インチ

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 160Hz |
応答速度 | 1ms GTG |
HDR 色域 | DisplayHDR400 sRGB 98.3% AdobeRGB 93.6% DCI-P3 95% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4a ×1 USB Type-C 90W |
スピーカー | 非搭載 |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
MSIの4K160Hzのモニターです。
4KプレイではDP1.4 に対応している為144fpsでゲームプレイが出来るため、高フレームレートに対応したゲームではより繊細なゲームプレイを楽しむことが出来ます。
HDRに関してはDisplayHDR400と必要最低限の輝度と色域を持っていますんで、美しい映像を堪能できます。
価格こそ高いですが、32インチの4K高リフレッシュモニターとしてかなりお勧めできるモデルです。
【高性能がいい方にお勧め】BenQ MOBIUZ EX3210U

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms MPRP |
HDR 色域 | DisplayHDR600 P3 98% Adobe RGB 99% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4a ×1 |
スピーカー | 2Wx2 + 5W ウーファー |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
BenQの4K144Hzモニターで現在管理人が愛用しているモニターです。
高リフレッシュレートはもちろんですが、ゲームに関する様々な機能が搭載されており、自分好みの色合いでゲームを楽しめます。

DisplayHDR600で輝度、色域共に高水準でかなり満足度の高いモニターです。

グラーボくん
表現色は約 10 億 7000 万色と驚異の色表現力です。
スピーカーも2W×2₊5Wのサブウーファーも搭載されている為、音質もよくヘッドホンやイヤホンでなくても快適にゲームプレイが出来ます。
価格こそ高いですが、高性能でかなり満足度の高いモニターですのでお勧めです。
【DisplayHDR1000コスパ重視】INNOCN ミニLED 4K ゲーミング モニター 32インチ32M2V

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms MPRP |
HDR 色域 | DisplayHDR1000 sRGB 100% AdobeRGB 99% DCI-P3 99% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4a ×1 USB Type-C 90W |
スピーカー | 2Wx2 |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
INNOCN のminiLEDを用いた4K144Hzモニターです。
このモニターの凄さは1152エリア分割のフルアレイローカルディミング機能にあります。
この技術により、32M2Vでは従来の液晶モニターや有機ELモニターを凌駕する映像美を楽しむことが可能です。
一般的な液晶パネルではバックライトが常に点灯しているため、黒い部分が少し白っぽくなりがちで、コントラスト比が低くなるという課題があります。
しかし、32M2VはminiLEDバックライトの分割制御を採用しており、明るい部分だけバックライトを点灯させ、暗い部分はバックライトを消灯することで、暗部をより暗く、明部をより明るく表示することが可能にしています。
また32M2VはVESAのDisplayHDR 1000認証を取得しており、HDR性能の高さが際立っています。
上位規格であるDisplayHDR 1400の認証も存在しますが、対応機器が少ない現状では、32M2Vはほぼ最高水準のHDR性能を備えたモニターといえる為お勧めです。
【DisplayHDR1000妥協無し】BenQ MOBIUZ EX321UX

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms GtG |
HDR 色域 | DisplayHDR1000 Adobe RGB 99% DCI-P3 99% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×3 DisplayPort 1.4a ×1 USB Type-C 65W |
スピーカー | 無し |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
BenQの最上位グレードの4K144Hzモニターです。
INNOCN同様MiniLED用いており、これによりDisplayHDR1000の基準を可能にしています。
またAI機能が搭載されており、AIが自動で最適なコントラストを調節してくれる機能もある為、各個人の環境に合った設定に最適化できる点も素晴らしいです。
現状の4Kモニターでは最高性能をしており、INNOCNとは違いBenQはかなりの有名メーカーですので、実績と安心を求めたい方にはお勧めのモニタです。

グラーボくん
値段は高いですがかなり売れているモニターです。
27インチ60Hz 4Kモニター
Dell S2721QS 27インチ 4K モニター

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) |
HDR | 無し sRGB 99% |
接続端子 | HDMI×2 DP×1 |
スピーカー | 搭載 |
PS5(4K120fps)対応 | 非対応 4K60Hzまで |
Dellの27インチ4K60Hzモニター
HDR機能などは搭載していませんが、スピーカーが搭載しており使い勝手がいいのが特徴です。
4Kモニターでありながら価格がかなり安いので、コストを少しでも抑えたい方にはかなりお勧めのモニターです。
27インチ144Hz 4Kモニター
Pixio PX27U Wave Black ゲーミングモニター 27インチ 160Hz 4K Fast IPS

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 160Hz |
応答速度 | 1ms GTG |
HDR 色域 | HDR有 sRGB 121.76% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4a ×2 |
スピーカー | 3Wx2 |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
Pixio(ピクシオ)の4K144Hzモニター
Pixioのモニターは価格が安いことが有名で、4Kの紺モニターも例外でなくかなり安くコストパフォーマンスが高いです。
またこのモニターは枠や台座の色が4パターンある為、ご自身のゲーム環境に合わせた色合いに出来る点もデザイン性が高く評価出来ます。
HDRにも対応しており、スピーカーも搭載されており使い勝手がいいためお勧めのモニターです。
BenQ MOBIUZ EX2710U

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms MPRP |
HDR 色域 | DisplayHDR600 P3 98% Adobe RGB 99% |
接続端子 | HDMI 2.1 ×2 DisplayPort 1.4a ×1 |
スピーカー | 2Wx2 + 5W ウーファー |
PS5(4K120fps)対応 | 対応 |
BenQの27インチ4K144Hzモニターで、性能は32インチのMOBIUZ EX3210Uと同じです。
32インチより価格が安いので。27インチのモニターが欲しい方にはお勧めのモニターです。
INNOCN 27M2V 27インチ ゲーミングモニターミニLED 4K

パネル | IPS |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 5 ms |
HDR | HDR10 sRGB 99% Rec.709 99% |
接続端子 | HDMI2.0×1(60Hz) DP1.4×1(120Hz) USB Type-C(90W) |
スピーカー | 2.5Wx2 |
PS5(4K120fps)対応 | 非対応 4K60Hzまで |
INNOCNの27インチ160Hzモニターです。こちらも32インチ版と性能は同じです。
以上で崩壊スターレイルにお勧めの4Kモニターの紹介を終わります。
FFを4Kでプレイする為にはどんなグラボが必要か!

FF14を快適にプレイするには最低でも60fpsが安定して出るグラボが理想です。
私自身が複数のグラフィックボードを所有していますので、実際にFF14黄金のレガシーベンチマークを回して平均フレームレートを測定しました。

FF14 4K フレームレート
GPU | i9 | i7 | i5 |
---|---|---|---|
RTX4080 | 92 | 92 | 91 |
RTX4070TiSp | 85 | 85 | 83 |
RTX4070Ti | 76 | 76 | 76 |
RTX4070Sp | 74 | 75 | 74 |
RTX4070 | 71 | 72 | 71 |
RTX4060Ti | 67 | 67 | 67 |
RTX4060 | 63 | 62 | 63 |
RTX3050 | 36 | 36 | 34 |
RTX4060で60fps以上出ている為十分に見えますが、DLSS機能が適応している為「60fpsを超えている」といった感じです。
実際にDLSSの適応を30fpsに下げると平均フレームレートとスコアは大幅に下がります。

DLSS適用条件 | スコア | フレームレート |
---|---|---|
30fps以下 | 5482 | 38fps |
60fps以下 | 9389 | 63fps |
常に適用 | 10307 | 72fps |
DLSSで60fps以上に持っていけることは凄い機能ですが、映像のボケやにじみが発生してせっかくの4K解像度の綺麗さがもったいないのでRTX4060で4Kプレイはあまり推奨しません。
個人的には最低でもRTX4070以上のグラボを搭載したPCが欲しいと思ってます。
FF14のお勧めのPCに関しては姉妹サイトのクロックアップコアというサイトで細かく紹介していますので、是非参考にして下さい!!

グラーボくん
フルHDから4Kまで検証データに基づいたお勧めのPCを紹介しています。
FF14にお勧めの4Kモニター最後に!

今回はFF14にお勧めの4Kモニターを紹介していきました。
4KでのプレイはかなりハイスペックなPCと高い4Kモニターが必要になってきますが、その分美しい世界観を堪能できる為満足感が凄く高いです。
4Kモニターを購入すればFF14だけでなく、他のゲームも4Kでプレイ出来ますので是非手に入れて快適なゲームライフを楽しんで欲しいと思います。
では!!