RTX5060の性能検証!ゲーム別フレームレートとCPUでの違いは??

18 min
RTX5060の性能検証!ゲーム別フレームレートとCPUでの違いは??

NVIDIAの最新世代「RTX5000シリーズ」の中で、ミドルクラスGPUとして登場したのがRTX5060です。


RTX5060は最新のBlackwellアーキテクチャを採用し、第4世代RTコア・第5世代Tensorコアを搭載。

さらに、進化したDLSS4のマルチフレーム生成機能(MFG)により、対応タイトルでは従来よりも高フレームレートで快適なゲームプレイが可能になりました。

グラーボ君

グラーボ君

現状ではDLSS4対応タイトルはまだ少ないものの、今後の対応拡大が見込まれており、将来的な評価の向上にも期待が持てます。

先に結論をいいますがRTX5060のVRAMは8GB GDDR7で、フルHDでは十分な性能を発揮しますが、最新の重量級タイトルや高解像度設定ではやや物足りなさを感じる場面もあります。


今回の記事では、実際にRTX5060(8GBモデル)を購入し、人気タイトルを使ってゲーム別・CPU別のフレームレートを詳しく検証しました。


この記事を読むことで、RTX5060がどの程度のパフォーマンスを発揮するのか、またRTX4060シリーズやRTX5060Tiとの違いもわかるようになっています。ぜひ購入検討の参考にしてください。

RTX5060の基本情報

RTX5060
RTX5060RTX4060RTX4060TiRTX5060Ti
シェーダーコア数(CUDAコア)3,8403,0724,3524,608
ベースクロック(GHz)2.281.832.312.41
ブーストクロック(GHz)2.502.462.532.57
標準メモリ構成GDDR7 8GBGDDR6 8GBGDDR6 8GB / 16GBGDDR7 8GB / 16GB
レイトレーシングコア第4世代第3世代第3世代第4世代
DLSS4.03.03.04.0
TDP(W)145W115W160W180W
価格約5万円約4.5万円約5.6万円約7.5万円
価格は時期によって変動する為参考程度に

今回の比較表からわかるように、RTX5060は最新アーキテクチャ「Blackwell」を採用し、GDDR7メモリ・DLSS4対応・TDP145Wというバランスの取れた仕様になっています。

価格は約5万円と比較的手頃で、フルHDゲーミングを中心に高いパフォーマンスを発揮するのが特徴です。

同世代のRTX5060Tiは、CUDAコア数やクロック性能が強化されており、GDDR7 16GBモデルも選択可能なため、1440pや重量級タイトルを快適に楽しみたい方向けです。


一方、RTX4060Tiは旧世代ながらも性能は高く、GDDR6の16GBモデルを選べる点が魅力ですが、DLSS4非対応という制約があります。


さらに省電力なRTX4060はTDP115Wと低消費電力ですが、CUDAコア数は少なめで、ライトゲーミング向きのポジションです。

総じて、RTX5060は価格・性能・消費電力のバランスが取れた最新ミドルクラスGPUであり、1080pゲーミングをメインに考えているユーザーには有力な選択肢となります。

グラーボ君

グラーボ君

将来性を見たらRTX5000シリーズが無難です

RTX5060Tiの性能を実測調査

3DMARK

グラフィックボードの性能検証に向いているベンチマークソフト3DMarkにて性能を比較しました

3DMarkはDirect X11.12での検証やレイトレに特化したベンチなど様々なシチュエーションで測定が出来ます

またCPUの違いでのフレームレートの差がほとんど出ない為、グラボ性能だけを比較することに適しています

5種類のベンチテストを行いRTX5060と他のグラボの性能差を計測しました

  1. Time Spy
  2. Time Spy Extreme
  3. Speed Way
  4. Fire Strike
  5. Fire StrikeUltra
  6. Port Royal
Direct X12用ベンチマーク
グラボスコアfps
RTX3050516231
RTX40601054167
RTX50601338986
RTX4060Ti1263082
RTX5060Ti1426796
RTX407016576113
RTX4070Super18833131
RTX4070Ti19645138
RTX507019716138
RTX4070TiSuper21160152
RTX408022730170
RTX5070Ti23310170
CPU Core i9 14900kにて検証
Direct X12を使用する4K用ベンチマーク
グラボスコアfps
RTX3050244414
RTX4060516830
RTX5060671939.8
RTX4060Ti625936
RTX5060Ti740144
RTX4070867153
RTX4070Super987661
RTX4070Ti1042765
RTX50701045765
RTX4070TiSuper1156574
RTX40801266683
RTX5070Ti1277882
CPU Core i9 13900kにて検証
Direct X12を使用するUltimateベンチマーク

Ultimateってなんだよーって思いますが、簡単に言えばもっと重い描写のベンチマークです

グラボスコアfps
RTX30507597
RTX4060259127
RTX5060347434
RTX4060Ti303830
RTX5060Ti389539
RTX4070433343
RTX4070Super504750
RTX4070Ti531153
RTX5070567657
RTX4070TiSuper613561
RTX4080692370
RTX5070Ti730073
CPU Core i9 13900kにて検証
Direct X11用ベンチマーク
グラボスコアfps
RTX30501069553
RTX406023031110
RTX506030538156
RTX4060Ti25966130
RTX5060Ti32162175
RTX407032346168
RTX4070Super34766188
RTX4070Ti35716194
RTX4070TiSuper37735207
RTX507038134218
RTX408037886209
RTX5070Ti41294214
CPU Core i9 13900kにて検証
Direct X11を使用する4K用ベンチマーク
グラボスコアfps
RTX3050271113
RTX4060556427
RTX5060831244
RTX4060Ti667336
RTX5060Ti922651
RTX4070958152
RTX4070Super1140662
RTX4070Ti1200264
RTX4070TiSuper1333173
RTX50701405275
RTX40801493481
RTX5070Ti1750994
CPU Core i9 13900kにて検証
リアルタイムレイトレーシングのベンチマーク
グラボスコアfps
RTX3050236011
RTX4060595227
RTX5060828538
RTX4060Ti744935
RTX5060Ti939644
RTX40701079150
RTX4070Super1265258
RTX50701314261
RTX4070Ti1338462
RTX4070TiSuper1518970
RTX40801639377
RTX5070Ti1735780
CPU Core i9 14900kにて検証

コンピュータグラフィックスにおける画像生成技術の一つです。

この技術は、光の挙動をリアルタイムでシミュレートすることによって、写真のようにリアルな3Dイメージを作り出します。

具体的には、光源から発せられた光の光線が物体に当たり、そこからさまざまな方向へ反射や屈折を繰り返しながら目に到達するプロセスを計算します。

レイトレの説明画像

この方法により、影、反射、透明度、光の拡散など、現実世界の光の複雑な効果を非常に高い精度で再現することが可能になります。

従来のレイトレーシング技術は非常に計算コストが高いため、主に静止画の生成や映画の特殊効果に限られていました。

しかし、GPUの性能向上と最適化されたアルゴリズムの開発により、最近ではリアルタイムでのレンダリングが実現可能になり、ゲームやVRなどのリアルタイムアプリケーションでの使用が進んでいます。

リアルタイムレイトレーシングを使用することで、現実に近い映像をゲームで再現してくれます

6つのベンチマークの平均フレームレートを算出しました。

平均フレームレート
RTX 3050
22
RTX 4060
48
RTX 4060 Ti
58
RTX5060
67
RTX5060Ti(16GB)
75
RTX 4070
79
RTX 4070 SUPER
91
RTX 4070 Ti
95
RTX5070
100
RTX 4070 Ti SUPER
108
RTX4080
115
RTX5070Ti
118

今回の3Dベンチマーク結果では、RTX5060は平均67fpsを記録し、RTX4060やRTX4060Tiを上回るパフォーマンスを示しました。

この結果から、RTX5060は同価格帯の中でも比較的高い性能を持つことがわかります。


ただし、ベンチマークだけでは実際のゲームでの快適さまでは判断できません。


次は、ゲーム別のフレームレートを詳しく紹介していきます。

RTX5060のゲーム別フレームレートとCPUによる違い(ボトルネック)

RTX5060の性能とゲーム別のフレームレート

CPUによるボトルネックはゲームによっても大きく変わってるため複数のゲームで複数のCPUを用いて検証をしました。

  • Intel Corei5 14400F
  • Intel Corei7 14700F
  • Intel Corei9 14900K
  • AMD Ryzen7 7800X3D
  • AMD Ryzen7 9800X3D

Ryzen7 7800X3DやAMD Ryzen7 9800X3Dは3D V-Cacheによるフレームレート上昇もあるので要注目です。

検証するゲーム

  • FF14ベンチマーク
  • 鳴潮(レイトレ比較にも使える)
  • モンハンワイルズベンチマーク
  • ゼンレスゾーンゼロ
  • 崩壊スターレイル
  • 原神
  • ストリートファイター
  • ホグワーズレガシー
  • Ghost of Tsushima
  • APEX Legends
  • Valorant
  • Escape from Tarkov
  • Fortnite

FF14黄金のレガシーベンチマーク

FF14黄金のレガシーベンチマーク

フルHD

GPURyzen7 9800X3DRyzen7 7800X3Di9i7i5
RTX305070727271
RTX4060107106111112107
RTX4060Ti119121121123116
RTX5060139135116115115
RTX5060Ti
16GB
148144129127121
RTX4070167163153153138
RTX5070207198165170145
RTX4070Sp190182170168145
RTX5070Ti232215187168146
RTX4070TiSp215198180176147
RTX4080233214197194149
FF14黄金のレガシーフルHDの平均フレームレート

WQHD

GPURyzen7 9800X3DRyzen7 7800X3Di9i7i5
RTX30503031596058
RTX40607574798079
RTX4060Ti7678838483
RTX50608887798078
RTX5060Ti
16GB
9893898888
RTX4070108113114115110
RTX5070141141125128120
RTX4070Sp121128129129120
RTX5070Ti166141147140132
RTX4070TiSp149149145144131
RTX4080165155157156141
FF14黄金のレガシーWQHDの平均フレームレート

4K

GPURyzen7 9800X3DRyzen7 7800X3Di9i7i5
RTX30505556363634
RTX40606164636263
RTX4060Ti6466676767
RTX50606767646464
RTX5060Ti
16GB
6968676767
RTX40706969717271
RTX50707473727271
RTX4070Sp7071747574
RTX4070Ti767676
RTX4070TiSp7778858583
RTX5070Ti8889838383
RTX40808585929291
FF14黄金のレガシー4Kの平均フレームレート

RTX5060でFF14はフルHDなら116fpsとかなり快適プレイ可能です。

4Kでも60fpsは出ている為十分にプレイは可能でRTX4060Tiと似たような性能を発揮していることが分かります。

モンハンワイルズ

モンハンワイルズの画像

大人気ゲームモンハンワイルズは要求スペックが高く、4Kで快適にプレイしようと思ったらハイエンドクラスのグラボが必要になってきます。

画質設定ウルトラ DLSS有でのフレームレートを測定しました。

DLSS有りCorei9 14900KRyzen 7 9800X3DRyzen 7 7800X3DCorei5 14400F
RTX406032433036
RTX4060Ti43462944
RTX506028403725
RTX5060Ti8410110183
RTX40709811211288
RTX5070116135132110
RTX4070SP10212312497
RTX5070Ti139159160118
RTX4070TiSP136142142113
RTX4080140153152116
DLSS有り 画質設定ウルトラの比較

DLSS有りCorei9 14900K Ryzen 7 9800X3DRyzen 7 7800X3DCorei5 14400F
RTX406030.529.324.423.6
RTX4060Ti29.529.126.932.6
RTX506030.330.230.128.8
RTX5060Ti73.887.186.972.8
RTX407083.695.595.379.9
RTX507095.6115.3107.390.2
RTX4070SP91.5105.7105.887.4
RTX5070Ti127.4143.3142.7104.1
RTX4070TiSP105.5124.6125.1103.1
RTX4080111.6136.7135.5108.0
DLSS有り 画質設定ウルトラの比較

DLSS有りCorei9 14900KRyzen 7 9800X3D Ryzen 7 7800X3DCorei5 14400F
RTX406017.215.416.817.1
RTX4060Ti17.715.717.219.7
RTX506015151715
RTX5060Ti54.562.061.654.5
RTX407060.363.066.559.5
RTX507069.281.680.968.0
RTX4070SP66.468.076.465.1
RTX5070Ti93.7107.2108.488.7
RTX4070TiSP82.387.094.081.6
RTX408089.2103.2102.287.8
DLSS有り 画質設定ウルトラの比較

RTX5060でモンハンワイルズは、フルHDのウルトラ設定は60fpsを大きく下回っている為、快適にプレイすることは厳しいです。

グラーボ君

グラーボ君

VRAM容量が足りないです

画質設定を中に落とせば98fps出るので、RTX5060でプレイする場合はフルHD,画質中が推奨です。

DLSS有りCorei5 14400F
RTX406077
RTX4060Ti92
RTX506098
DLSS有り 画質設定中の比較

RTX5060Ti(16GB)ならウルトラでも快適にプレイ出来るので高画質でプレイしたい方はRTX5060Ti以上がお勧めです。

DLSSオフやレイトレONなど様々な条件下でのフレームレートデータはモンハンワイルズのグラボ別フレームレートの検証記事に掲載していますので気になる方は参考にどうぞ

鳴潮

鳴潮

鳴潮はレイトレーシングに対応している為、ハイクオリティー映像を実際にプレイすることが出来ます。

鳴潮 レイトレーシング

またDLSSやフレーム生成に対応しており、フレーム生成を入れることで大幅なフレームレートアップに繋がり、100fps以上出すのが容易です。


レイトレオン
DLSS有
フレーム生成有
Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3DCorei9 14900KCorei5 14400F
RTX406012713392102
RTX4060Ti144137120107
RTX5060148143110106
RTX5060Ti200187133125
RTX4070202180140126
RTX5070233230150125
RTX4070SP215189151118
RTX5070Ti272233176125
RTX4070TiSP238223154123
RTX4080256222176130


レイトレON
DLSS有
フレーム生成有り
Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3DCorei9 14900KCorei5 14400F
RTX406095947276
RTX4060Ti1121059282
RTX50601141068880
RTX4070155142116112
RTX5060Ti151144109102
RTX5070192182126116
RTX4070SP176158124108
RTX5070Ti225211151120
RTX4070TiSP192182142121
RTX4080206186150135

レイトレオン
DLSS有
フレーム生成有
Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3DCorei9 14900KCorei5 14400F
RTX406055573845
RTX4060Ti64645857
RTX506057504345
RTX5060Ti90887063
RTX407092857675
RTX50701201178776
RTX4070SP1081008577
RTX5070Ti15014412175
RTX4070TiSP1241239884
RTX408014112810899

RTX5060は4K+レイトレでもフレーム生成有の場合、60fpsを大きく下回るので厳しいです。

フルHDになれば100fpsを超える為超快適にプレイ可能です。

CPUボトルネックに関してはやはりCorei5だとCorei9より少し下がりますが、そこまで大きな差ではなさそうなのでCorei5で十分ですね

鳴潮のフレーム生成オフの時のフレームレートデータなどは鳴潮のグラボ別フレームレートの紹介記事で掲載しているので気になる方は参考にして下さい。

ゼンレスゾーンゼロ

ゼンレスゾーンゼロ

激しい戦闘で人気のゼンレスゾーンゼロですが、フレームレートもホヨバゲームでは珍しく60fps以上出すことが出来ます。

戦闘1.0Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX30508082575845
RTX40609095736970
RTX4060Ti107120908874
RTX5060120113909072
RTX5060Ti125123888873
RTX4070142138939473
RTX5070157138909073
RTX4070SP163141979076
RTX5070Ti159147969277
RTX4070TiSP158140938575
RTX4080173142999375

戦闘1.0Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX30505352464339
RTX40605962545556
RTX4060Ti7378656665
RTX50607879646563
RTX5060Ti9291737170
RTX4070108105858276
RTX5070133123828177
RTX4070SP121120908976
RTX5070Ti151 137939075
RTX4070TiSP134128928873
RTX4080154128939375

戦闘1.0Ryzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX30502223222020
RTX40603031302930
RTX4060Ti3538373433
RTX50604240383835
RTX5060Ti4747454543
RTX40705455504851
RTX50706867585655
RTX4070SP6562575757
RTX5070Ti8990686557
RTX4070TiSP7571666356
RTX40808883737359

このフレームデータは戦闘がかなり重くなるサクリファイスブリンガーという敵で検証している為、ここよりフレートが下回る場面はほとんどないです。

RTX4080 4K レンダリング1.2

戦闘シーン平均FPS
訓練基礎素材雑魚65.5fps
デッドエンドブッチャー83.3fps
マリオネットツインズ75.1fps
サクリファイスブリンガー57.4fps
探索95.2fps

上の表はレンダリング精度1.0のフレームレートデータですが、ゼンゼロのグラボ別フレームレートの検証の記事では1.2も掲載していますので気になった方はぜひ参考にしてください。

グラーボ君

グラーボ君

正直レンダリング精度1.0と1.2は見た目にそこまで大きな差はないですが、グラボの負荷は結構上がります。

RTX5060はフルHDなら72fpsと快適にプレイ出来ますね。(i5の場合)

4Kになってくると35fps程度まで下がってしまう為厳しいです。

CPUに関してはi5だとやや下がりが目立ちます。ゲーム特化の7800X 3Dや9800X 3Dは一回り大きな数値がますが、価格もその分高いのでRTX5060の場合無理に購入する必要性は無いと思ってます。

崩壊スターレイル

崩壊スターレイル

崩壊スターレイルは最大フレームレートは60fpsですので、レンダリング精度1.0でプレイする場合は4Kでもそこまで要求スペックは高くありません。

レンダリング精度1.0

4KRyzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX305046.045.544.243.943.8
RTX40606060606060
RTX4060Ti6060606060
RTX50606060606060
RTX5060Ti6060606060
RTX40706060606060
RTX50706060606060
RTX4070SP6060606060
RTX5070Ti6060606060
RTX4070TiSP6060606060
RTX40806060606060
グラーボ君

グラーボ君

RTX4060以上で十分です。

しかしレンダリング精度を2.0に上げると、とんでもなく重いゲームになります。

比較

レンダリング精度0.6レンダリング精度2.0
左が0.6 右2.0

ホタルの前髪や後ろの人物や背景がくっきりしてるのが分かるかと思います。(スマホの小さい画面だと判断が難しいかも)

またオンパロスでは水の表現がリアルになっており、素晴らしい反面重いです。

今回はレンダリング精度2.0+水の探索でフレームレートを計測しました。

フルHDRyzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX305046.045.644.245.043
RTX406059.058.658.558.658.8
RTX4060Ti6059.859.759.659.7
RTX50606060606060
RTX5060Ti6060606060
RTX40706060606060
RTX50706060606060
RTX4070SP6060606060
RTX5070Ti6060606060
RTX4070TiSP6060606060
RTX40806060606060

WQHDRyzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX305027.928.327.828.227.6
RTX406052.248.950.949.948.7
RTX4060Ti57.057.356.356.955.7
RTX506057.557.857.157.056.7
RTX5060Ti59.959.258.959.058.8
RTX40706060606060
RTX50706060606060
RTX4070SP6060606060
RTX5070Ti6060606060
RTX4070TiSP6060606060
RTX40806060606060

4KRyzen7 9800X 3DRyzen7 7800X 3Di9i7i5
RTX305012.112.212.412.112.0
RTX406024.623.923.123.223.2
RTX4060Ti25.026.924.825.425.7
RTX506032.831.224.624.524.0
RTX5060Ti35.535.235.034.734.2
RTX407035.837.236.335.735.8
RTX507057.857.952.151.250.2
RTX4070SP44.644.442.443.243.5
RTX5070Ti59.259.058.758.258.1
RTX4070TiSP52.252.046.149.249.1
RTX408059.459.258.858.158.1

RTX5060はフルHDなら60fpsが安定しますが、4Kになると24fps程度しか出ない為厳しいですね

ただし、そもそもレンダリング精度2.0でプレイする必要性はなく、1.0で十分綺麗です。

戦闘シーンやレンダリング精度1.0でのフレームレートデータは崩壊スターレイルのグラボ別フレームレートの検証記事にて掲載していますので、気になる方は参考にしてください。

サイバーパンク2077 レイトレON

サイバーパンク2077

フレームレートデータといえばサイバーパンクですが、私自身はがっつりプレイしたことがなく、今回はサイバーパンクのオプション内にあるベンチマークでの平均フレームレートを掲載します。

サイバーパンクは激重のタイトルでレイトレも入れれるので比較には持って来いのゲームです。

サイバーパンク2077 フルHD 
RTX 3050
45fps
RTX 4060
58fps
RTX 4060 Ti
73fps
RTX5060
73fps
RTX5060Ti
83fps
RTX 4070
104fps
RTX 4070 SUPER
118fps
RTX5070
122fps
RTX 4070 Ti SUPER
131fps
RTX5070Ti
137fps
RTX4080
140fps

サイバーパンク2077 WQHD 
RTX 3050
27fps
RTX 4060
40fps
RTX 4060 Ti
52fps
RTX5060
53fps
RTX5060Ti
66fps
RTX 4070
82fps
RTX 4070 SUPER
96fps
RTX5070
100fps
RTX 4070 Ti SUPER
107fps
RTX5070Ti
114fps
RTX4080
117fps

サイバーパンク2077 4K 
RTX 3050
12fps
RTX 4060
21fps
RTX 4060 Ti
25fps
RTX5060
25fps
RTX5060Ti
38fps
RTX 4070
48fps
RTX 4070 SUPER
60fps
RTX5070
63fps
RTX 4070 Ti SUPER
70fps
RTX5070Ti
76fps
RTX4080
79fps

RTX5060の性能ならフルHDなら73fps程度と普通に快適にプレイ出来ますが、4Kでは25fpsなので厳しいです。

原神

原神

原神は最大フレームレートが60fpsで比較的軽い部類のゲームです。

フルHDとWQHDはRTX4000シリーズでも60fps張り付き余裕なので、4Kだけ掲載します。

原神 4K フレームレート(CPU:Core i9-14900k)
RTX 3050
32.4fps
RTX 4060
58.5fps
RTX 4060 Ti
59.7fps
RTX5060
60fps
RTX5060Ti
60fps
RTX 4070
60fps
RTX 4070 SUPER
60fps
RTX5070
60fps
RTX 4070 Ti
60fps
RTX5070Ti
60fps
RTX 4070 Ti SUPER
60fps
RTX4080
60fps

RTX5060で4Kの原神は60fps張り付きで余裕です。

ストリートファイター6

ストリートファイター6 フルHD フレームレート 
RTX 3050
60fps
RTX 4060
60fps
RTX5060
60fps
RTX5060Ti
60fps
RTX 4060 Ti
60fps
RTX 4070
60fps
RTX 4070 SUPER
60fps
RTX 4070 Ti
60fps
RTX5070
60fps
RTX 4070 Ti SUPER
60fps
RTX5070Ti
60fps
RTX4080
60fps
ストリートファイター6 WQHD フレームレート
RTX 3050
55fps
RTX 4060
60fps
RTX 4060 Ti
60fps
RTX5060Ti
60fps
RTX 4070
60fps
RTX 4070 SUPER
60fps
RTX 4070 Ti
60fps
RTX5070
60fps
RTX 4070 Ti SUPER
60fps
RTX5070Ti
60ffps
RTX4080
60fps
ストリートファイター6 4K フレームレート
RTX 3050
27fps
RTX 4060
47fps
RTX 4060 Ti
54fps
RTX5060Ti
60fps
RTX 4070
60fps
RTX 4070 SUPER
60fps
RTX 4070 Ti
60fps
RTX5070
60fps
RTX 4070 Ti SUPER
60fps
RTX5070Ti
60fps
RTX4080
60fps

RTX5060においてストリートファイター6は4Kでも60fps安定しています

クロ

クロ

ストリートファイター6であえて4Kでプレイする理由はありませんが余裕があるのはいいことですね

ホグワーズレガシー

ホグワーズレガシー
GPUFHD 最高設定WQHD 最高設定4K 最高設定
RTX 4060734824
RTX 4060 Ti865835
RTX5060886036
RTX 5060Ti917242
RTX 50701109053
RTX 5070 Ti11710864
RX 9070 XT11511065

ホグワーズレガシーは重いゲームでRTX5060はフルHDでは快適ですが、4Kになると35フレーム程度しか出ない為厳しいです。

Ghost of Tsushima

Ghost of Tsushima
GPUFHD 最高設定WQHD 最高設定4K 最高設定
RTX 4060765428
RTX 4060 Ti867137
RTX5060887236
RTX 5060Ti938043
RTX 507012610261
RTX 5070 Ti14411972
RX 9070 XT14512070

「Ghost of Tsushima」は美麗なグラフィックと重厚な演出が魅力のアクションゲームですが、最高設定ではGPUへの負荷も大きく、特にWQHD〜4K環境では中堅以上の性能が求められます。

RTX 5060は、FHD環境では高フレームレートでの快適プレイが可能で、WQHDでも最高設定で平均70fpsと非常にバランスが良好。

しかし4Kででは36fps前後と厳しい印象です。

RTX 5070やRX 9070 XTなどのハイエンドGPUは、4K最高設定でも60fps超えを狙える性能がありますが、価格も大きく跳ね上がります。

コスパを重視しつつ快適さも求めるなら、RTX 5060は悪くない選択です。

APEX Legends

Apex Legends
GPUFHD 中設定FHD 最高設定
RTX 4060235192
RTX 4060 Ti277237
RTX5060279240
RTX 5060Ti300268
RTX 5070300299
RTX 5070 Ti300300
RX 9070 XT300300

APEX Legendsは軽量かつ高速なゲームエンジンを採用しており、特にフルHD環境では非常に高いフレームレートが期待できます。

最高設定でも、RTX 5060は平均240fpsと高水準のパフォーマンスを発揮。リフレッシュレート240Hz以上のゲーミングモニターを活かせる実力を持っています。

RTX 5070クラス以上になると300fpsに迫る、もしくは張り付くほどの性能ですが、実際には画質と応答性のバランスを重視するプレイヤーには5060が最も現実的かつ高コスパな選択肢です。

価格差を考慮すると、「RTX 5060で十分」というプレイヤーは多いはず。競技系FPSにも対応できる性能を持ちつつ、消費電力や価格を抑えたい方に最適です。

Valorant

VALORANT
GPUFHD 中設定FHD 最高設定
RTX 4060409371
RTX 4060 Ti411372
RTX5060409373
RTX 5060Ti410370
RTX 5070410368
RTX 5070 Ti409371
RX 9070 XT410370

Valorantは非常に軽量なFPSであり、どのGPUでも高フレームレートが出せるのが特徴です。

RTX 5060は最高設定でも平均370fps以上を記録し、リフレッシュレート360Hzクラスのモニターをしっかり活かせる性能を持っています。

これ以上のGPU(RTX 5070やRX 9070 XTなど)を使っても、上限である500fpsに迫る状況になるため実ゲームでの体感差はほぼなし。

価格を抑えつつも、トップクラスの快適さを求めるなら、RTX 5060は極めて優秀な選択肢といえるでしょう。

Escape from Tarkov

Escape from Tarkov
GPUFHD 中設定FHD 最高設定
RTX 40608578
RTX 4060 Ti9390
RTX50609590
RTX 5060Ti10294
RTX 5070109101
RTX 5070 Ti121108
RX 9070 XT120110

Escape from Tarkovは、グラフィックよりも処理負荷の重いシミュレーション系FPSで、高リフレッシュレートを維持するにはGPU性能が重要です。

RTX 5060はFHD最高設定でも約90fpsを記録し、60〜120Hzクラスのゲーミングモニターには十分なパフォーマンスを発揮します。

上位モデルの5070 TiやRX 9070 XTはフレームレートに若干の余裕がありますが、価格差に見合う体感差は少なく、コストを抑えつつ快適に遊ぶなら5060がバランスに優れた選択肢といえるでしょう。

Fortnite

Fortnite
GPUFHD 中設定FHD 最高設定
RTX 406025984
RTX 4060 Ti288100
RTX5060301102
RTX 5060Ti313112
RTX 5070362146
RTX 5070 Ti358164
RX 9070 XT360165

Fortniteはグラフィック設定によって負荷が大きく変わるゲームですが、最高設定ではGPU性能が顕著に現れます。

RTX 5060は、FHD最高設定でも102fps前後を記録し、高画質+高フレームレートの両立が可能なバランス型GPUとして優秀です。

RTX 5070以上ではさらに高いフレームレートが得られますが、その分コストも上昇。快適なプレイと価格のバランスを重視するなら、RTX

5060が最も現実的な選択肢といえるでしょう。

RTX5060の最適CPUは?ボトルネックは

RTX5070の最適CPUは?ボトルネックは

RTX5070CPU別

GPURyzen7 9800X3DRyzen7 7800X3Di9i7 i5
FFフルHD139135116115115
FF4K6767646464
ゼンゼロフルHD120113909072
ゼンゼロ4K4240383835
鳴潮148143110108106

色々なゲームをCPU別で検証したところ、RTX5060でIntel Core i514400Fでもi7やi9と比べてもそこまで大きな違いはない為、十分といえます。

またゲーム特化のRyzen7 9800X3DやRyzen7 7800X3DはIntelCPUに比べると明らかに高いフレームレートが出ている為予算があるならお勧めですが、それだったらもうワンランク上のグラボを検討してもいいかなって思います。

おすすめCPU
  • IntelだったらIntel Core i514400FやCore Ultra 5 245F
  • AMDだったらRyzen 7 5700X 

RTX5060搭載おすすめBTOパソコン

ドスパラ Lightning-G AV7XW RTX5060搭載

もし「コスパ最強シンプルデザインが欲しい」と思っているなら、今まさに狙い目の一台

CPURyzen 7 5700X
グラフィックスRTX5060
メモリ16GB(DDR4)
ストレージ500GB NVMe

36回まで金利手数料無料

こんな人にお勧め
  • コスパのいいBTOパソコンが欲しい
  • シンプルデザインのBTOPCが欲しい

ドスパラのRTX5060にCPUがRyzen 7 5700Xを搭載したPCです。

ケースのサイドパネルがガラスで内部が見える為、ゲーミングらしくお洒落なPCです。

ゲームではフルHDのほとんどのゲームは快適にプレイが可能で、価格が安くコストパフォーマンスが高いので予算を少しでも抑えたい方にはお勧めのBTOパソコンです。

メモリは16GBとゲームをする分には十分。

しかしストレージが500GBしかなく一つのゲームをだけなら問題ありませんが、複数のゲームを入れる場合は、やや少なさを感じると思いますので1TBにアップグレードすることを勧めます

ドスパラのBTOパソコンで保障やサポートもしっかりしており安心できますのでお勧めのBTOパソコンです。

36回まで金利手数料無料

デザインと信頼性で選ぶなら マウスコンピューター G TUNE FG-A7A7X

コスパとデザイン性のあるBTOパソコンが欲しい方におすすめのBTOPC

CPURyzen 7 5700X
グラフィックスRTX5060Ti(16GB)
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe

コスパ重視デザインも◎

こんな人にお勧め
  • マウスコンピューターのNEXTGEARブランド
  • CPUにAMD採用の高コスパモデル
  • 価格も安いがデザインもかっこいい

マウスコンピューターのNEXTGEARブランドのRTX5060搭載のBTOパソコンです

CPUにAMDのRyzenシリーズを採用することで、価格を抑えている為コストパフォーマンスの高いパソコンです。

価格の安さも魅力ですが、デザインがかっこよくおすすめです。

メモリも16GBあり容量も1TBと申し分なし

マウスコンピューターは大手でサポートや保証も手厚く購入後も安心でき、見たよし性能も申し分ないお勧めのPCです。

コスパ重視デザインも◎

RTX5060の性能とゲーム別のフレームレート最後に

RTX5060の性能とゲーム別のフレームレート最後に

今回はRTX5060のゲーム別のフレームレートを紹介していきました。

RTX5060は価格を比較的抑えており、その分性能は抑えめですが、フルHDなら大抵快適にプレイ出来るので、予算を抑えてPCゲームをプレイしたい方にはかなりお勧めできるグラフィックボードです。

コストパフォーマンス的に見ても十分ですので是非検討して見てください!!

では!!

グラーボ

グラーボ

ドラゴンネストをきっかけにPCゲームにハマり、自作PCを作成。その後、APEXにドハマりし、RTX2080Ti搭載PCをローンで購入し、ゲーミングデバイスに100万円以上を費やしました。振り返ると、知識がなかったために最適なPCを選べませんでした。その経験を生かし、複数のグラボで検証した結果を基に、ゲーミングPC初心者に向けた最適なPCを紹介するブログを書いています。

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